デザイナー

Joe Colombo
デザイナーとしての短いキャリアの中で、Joe Colomboは、その創造性が今なお話題となっている証を数多く残しました。
さまざまな居住環境、新素材や最新テクノロジーの実験に関心を持ち、多機能で未来的な「生活のためのマシン」のデザインに取り組み始めます。柔軟で、変換可能で、建築コンテストではなく、ユーザーの現実的なニーズに対応するデザインです。こうしたアイテムの多くは、狭いながらも開放的な空間での新しい生活スタイルのアイコンとなっています。
1966年にジェノヴァで開催された「Domusricerca group at Eurodomus 1」では、Boffiとの提携で制作した「MINIKITCHEN」(1963年のデザイン)と「CENTRAL BLOCK KITCHEN」が展示されました。
キッチンの新しいスタイルを提案するシリーズです。「MINIKITCHEN」ブロックは、さまざまな住環境のユーザーに合わせて柔軟に変化し、「CENTRAL BLOCK KITCHEN」は壁を取り払い、機能の最適化を図るものです。
受賞したデザイン賞の例:サルデーニャ島のホテルのインテリアデザインでIn-Arch最優秀賞、1964年の第13回トリエンナーレで金メダル1個と銀メダル2個(うち1個は「MINIKITCHEN」)、Compasso D’Oro賞2回、International Design Award(国際デザイン賞)2回、Tecnhotel賞、SMAU賞など。その作品の多くは、世界の主要な美術館・博物館のコレクションに収蔵されています。
2012年、オリジナルの「Mini-Kitchen」の改良を行い、新たなアウトドアバージョンが発売されています。
www.joecolombo.com